Googleは検索窓に出発地と到着地の空港コードを入力するだけで、そのルートの最安値を提示してくれます。Googleフライトという検索機能です。
往復、片道、クラス、人数、航空会社など、細かく設定でき、探しているチケットの希望の条件にかなり近いものが提示されます。
それだけでも使えるのですが実はこの機能、料金の変動もメールで通知してくれるのです。その結果、成田-ニューヨークの往復を2万円近く安く買うことができました。浮いたお金でホテルも取れて大助かり!
ここではGoogleで検索したら飛行機のチケット代が安くなった方法を紹介します。
【設定】Googleで飛行機代の値段の変動を受け取る
メールでの料金変動通知の受け取り方を説明しますと、まず検索窓に空港の名前を入れて検索します。たとえばJFK(ニューヨーク)NRT(成田)と入力。
すると候補フライトが表示されます。
下の方の「フライト検索」をクリック
さらに詳しい情報が出てきます。
下の方に「料金のチェック」という箇所があるので、オンにします。
この機能は「この旅程を保存すると、料金変動と旅のヒントをメールで受け取ることができます。」と書いてあるように、料金が変動するとをメールで知らせてくれるのです。
※Gmailのアカウントを持っていることが前提となります。
で、往復だったら、往復を、片道だったら片道の乗りたいフライトをクリックして、次へすすみます。
さいごに「このフライトを予約、チェック、共有」のページの下にある「料金をチェック」をクリックします。
これで、変動があった時点でメールが届きます。
ちなみに、当該ページから各社の航空会社の決済画面まで行けます。料金は税金コミの値段で表示されているので、表示通りの値段で購入できます。(各社が変動しない限り)
料金変動のメールが来る
Gmailに届いたメールがこちら。
おぉーーーーっ!
最初に調べた日から数日後にチケット代が180ドル(約2万円)も安くなりました!
希望したのとまったく同じ便で、です。さっそくホールドして置いたチケットをキャンセルし、安い方のチケットに取り直しました。
2万円って大きいです。2万あったら3回くらい飲みに行けるし、丸亀製麺の釜揚げうどんなら68杯食べれますからね。
グーグルにこんな便利な機能があったなんて早く知っておきたかったです。
もちろん国内線でもアラートの設定はできます。少しでもチケットを安く買いたい時はGoogleフライト検索もぜひ使ってみて下さい。
注意点
運賃は毎日~2,3日おきくらいに変動します。ですから安く買うコツは、その路線の底値を調べておき、これ以上下がらないと思ったところで「エイッ!」と買うことです。
とはいえ、そこで買ってももしかしたら値段はもっと下がるかもしれません。お気づきかと思いますが、この買い方はほぼギャンブルです。また、変動に合わせて日程をフレキシブルに変えられる人しか使えません。
確実に席を取りたいときは通常の買い方で早めに購入を済ましておくのが賢明です。
航空会社の公式サイトが一番安いときもある
ところで、格安チケット会社のサイトの値段より、航空会社の公式ウェブサイトで検索したほうが安い運賃で買えることがあるのは知っていますか?
広告をたくさん出している格安チケットの方が安そうに感じますが、実は公式が最安値な時もあるのです。大きな差はありませんが、50ドルほど公式の方が安いことがあります。
ですので、Googleやエクスペディアで検索したあとはさらに公式も見ることをおすすめします。
同じ便で航空会社によって値段がちがうことも
また、どんなカラクリなのか分かりませんが、羽田--ハワイ便(往復)を購入したときは、日本のJALのウェブサイトより、アメリカのJALのサイトで買う方が同じ便が2万円安く買えました。
さらにニューヨーク--成田便の、全く同じ飛行機でも、JALから買うよりAmericanから買った方が300ドル安かったです。なぜなのかチケット業界のことは知る由もありませんが、こちとら安いに越したことはありません(^^)。もちろんAmericanから購入しました。
このように、飛行機のチケット代ってけっこう水物だったりします。
同じ距離ならなるべく安く手に入れたいもの。
代理店のみならず航空会社の公式の値段も調べると思ったより安いチケットが手に入るかもしれませんよ!