ボーイング787ドリームライナーは、従来のエコノミーシートの窮屈さを改善した快適な飛行機というのを以前の記事で書きました。
新らしいので機内はきれいだし、ピッチは広いし、快適です。
でもひとつだけ、787に乗らなくていいかも・・・と思うときがあります。
ボーイング787の窓から写真を撮るとこんなことに!
それは窓です。
自動で色が変わる電動シェード(電子カーテン)です!
飛行機から景色を撮影するのが何よりの大好物な私からすると、お言葉は悪いですが「よけいなことしやがって~!」です。
なぜかと言いますと、ボーイング787の窓からデジカメやスマホで写真を撮ろうとすると、外が明るくてもどこでもかんでもこのように写ってしまうのです!
外の景色がまったくムラサキ!
なんとか角度を変えて撮ろうとしても、ムラサキ!
雲を撮影したくても、ムラサキ!!
外が少し暗くなると、ちょっとだけ取りやすくなりますがそれでもムラサキ!!
ボーイング777の窓からの景色のすばらしいことよ!
これがボーイング777などのまだ電子カーテンを取り付けていない機種だと、とても素晴らしい景色の撮影を楽しむことができるのです。
空と雲と景色のさまざまな表情が楽しめます。
↓これはシカゴの夜景
↓これは飛行機がいちばん北のルートを通った時のロシア上空
CAさんが「今日はとてもめずらしいルートを通るので写真を撮っておいた方がいいですよ。」と教えてくれたのです。
↓ 先月通ったアメリカ コロラド州の景色
地上のカタチってとっても興味深いです。
ですが、ボーイング787だとやっぱりこれ。
ムラサキ~!
こんな感じでボーイング787に乗るとシートは快適ですが、せっかく窓際に座っても景色を楽しむことができないのです・・・。
前回乗ったアメリカン航空のダラスー成田便のボーイング787は一番うしろのトイレの横のギャレーの窓だけは、電子カーテンではなく通常のプラスティックのカバータイプだったので、そこにカメラを持ってへばりついて景色を見ました。
上空からの景色が見れないのはとても残念なので、前回は成田ーダラスは787で、戻りをわざと777にしたほどです。
ボーイング787、いい飛行機なのでんですけどね~!!
ちなみにムラサキ色に写ってしまうのは、飛行中に室内灯を消しみんなのお休みタイムのようです。そのとき外が明るいと眠れないので、強制的にすべての窓を暗くしているのだと思います。
通常、ひる間に飛行場に駐機しているときは窓は変色していません。