沖縄ソバと言えば「味くーたー」(濃い深みのある)なカツオの出汁と豚の出汁がキモ。本格的な味くーたーには大量のかつお節が必要です。
でもかつおぶしってちょっとお高め。なので当レシピでは市販の白ダシを使います。
白ダシをつかうから味付けはすっごくカンタン。豚肉を煮る手間はかかりますが失敗なくつくれるレシピです。
手打ち麺と合わせてぜひ作ってみてくださいね。
沖縄ソバのスープの材料
- 豚のバラ肉(2㎏)
- 豚の骨付き肉(スペアイブ) 1.5kg
- 白だし 出来たスープの量に対して適当
- 泡盛 大さじ2杯(無ければ焼酎)
- あら塩 少々
- 黒糖または三温糖 少々
※泡盛のかわりに日本酒を使うのは甘みがあるのでおすすめしません。
沖縄そばスープの作り方
(1)流水で骨付き豚肉をよく洗います。
(2)寸胴か大きなお鍋にお湯を沸かし、洗った骨付き豚肉を投入します。一旦沸騰するまで煮ます。(写真のお鍋は20リットルくらいの大きさです)
(3)煮立ったら一度ざるに上げて、血の塊や筋など汚れをていねいに落とします。熱いので気を付けて下しさいね。
(5)大きな(できれば厚手の鍋)を熱し、豚バラ肉をよく焼き付けます。
ココがポイントです。お肉をよーく焼き付けることで臭みも取れるし、出てきた脂が美味しくなります。
しっかり茶色くなるまですべての面を焼き付けてください。写真よりもっともっと焼き付けます。
脂がたっぷり出ています。脂は捨てないでそのまま入れておきます。
(6)茶色に焼き付けたら、洗った骨付き肉を投入します。しばらく炒めます。
(7)別に沸かしていたお湯を入れます。ボコボコと20分~30分くらいフタをして煮立たせます。お湯が減り過ぎたら足しましょう。
(8)40分くらいしたら弱火にして、浮いている脂を出来るだけ取ります。
(9)泡盛を入れてさらに10分ほど煮立たせます。
(10)火を止め、お肉を全部一旦平たいタッパーなどに広げます。白出汁をアツアツのお肉にカップ半分ほど回しかけます。熱いと味がすぐ染みこむからです。
(11)お肉が白だしに浸るまで熱いスープを入れます。
(12)しばらく冷めるまで放置します。半日から一日置いてもいいです。このまま食べると美味しずギてなくなってしまう可能性があるので、お肉には手を出さないようにしましょうw
(13)お肉が冷めて味が染みたら、漬けておいた汁を全部お鍋に戻します。
スープに味を付ける
お鍋のスープを味見しながら、白だし、あら塩を好みの味になるまで足していきます。
黒糖(または三温糖)を一つまみパラりと入れます。麺と合わせるので少し濃いかな?くらいがちょうどいいです。
カツオの風味が欲しいときはカツオぶしパックを2,3袋ほど入れて出汁をこすとふんわりといい香りが付きます。
味見をして好みの味になったら出来上がり!
食べてみよう!
【用意するもの】
・アツアツのスープ
・どんぶり
・お肉
・紅ショウガ
・小口切りのネギ
・かまぼこ(好みで)
・一味唐辛子(好みで)
・コーレグースー(好みで)
・お鍋に沸かしたお湯
・ざる(湯切りざる)
(1)なべにお湯をボコボコに沸かします。
(2)どんぶりをスタンバイさせます。
(3)湯切りをもっている人は湯切りをお鍋に入れ、ひとり分を入れ5秒ほど茹でます。麺のかたさはお好みで。自分はボソボソが好きなのでほんの2、3秒だけ湯に通します。
(4)お湯をよく切ってどんぶりに入れます。
(5)アチコーコーなスープをかけて、お肉、紅ショウガ、ネギを乗せます。
これで出来たさ―。
ウサガミソーレー♪
沖縄そばスープの作り方 まとめ
スープは2,3日冷蔵庫に寝かせると味がなじんですごくおいしくなります。でも添加物が入っていないので5日くらいしか持ちません。
スープが多めに出来ちゃったら、一回分ずつ冷凍しておくといいですよ。気が向いたときに麺をつくればいつでも手づくりの沖縄そばが食べられます。ぜひお試しあれ!
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