私の焼酎棚 奄美の焼酎はちょいコクあり
10年ほど前までは、酔えれば何でもいい!!くらいの勢いで、テレビCMや雑誌CMを大量に打って薄利多売的な、消毒液のような焼酎をがぶ飲みしていた私ですが、沖縄に住んでいた3年半の間に、泡盛のクースーに魅せられ、以後少々値が張っても少なくても、美味しいものを飲みたいノンベイへと移行しました。
実家へ行くたびに酒屋へ行っては珍しいものや飲んでみたことのない焼酎を買っては飲みしているわけですが、おしゃべりな母親のおかげで私の焼酎好きは人の知るところとなりました。
その中の一人に、焼酎が大好きなのだけど回りに分かる人がいないので、ぜひ一緒に楽しんで欲しい、と珍しい焼酎をせっせと届けてくださる方が現れ、以来実家へ行くといろんな種類のおいしい焼酎を楽しませていただいています。
おかしなことに、私はこの方と2,3度しか面識がなく、一度しか一緒に飲んだこともなく、母伝いに焼酎を頂き、母伝いに感想を述べています。
自分でも不思議な関係だなぁと思うのですが、これもこれで何だか楽しいので、同じスタンスを貫いていますwww
さて、今年この方からいただいたのがこの黒糖焼酎「長雲」でした。
なんでも奄美で家族4人の酒造で作られている結構レアな焼酎らしく、知り合いは直接酒造へ行って、契約注文をしているらしいです。
黒糖が原料といっても、すっきり飲みやすく、後味がさっぱりしています。
くせもなく、すいすいと進みます。私はお酒を飲むときに全くおつまみを必要としないので、何が合うって言うのはないのですが、しいて言えば「くろんぼう」(黒糖の焼き菓子)をちびりちびりとかじりながら、満月でも眺めつつ飲みたい焼酎でした。
美味しいのは言うまでもありませんが、ご家族が力を合わせて作っていらっしゃると言う、なんかその家族愛を感じれるハートウォーミングな焼酎です。