ついにプライバシーも考慮された新プレミアムエコノミー
仕事で成田→ニューヨーク便に乗りました。機種はデビューしたてのJALスカイスイート777、席はプレミアムエコノミー。新機種のちょっといい席に乗せてもらえてウキウキです。
さて、これまでエコノミークラスといえばプライバシーなどないのは当たり前。それがエコノミーさ。というのが常識でしたが、新プレミアムエコノミーは、その常識を覆し、ほんのちょっとですがプライバシーが保てるようになりました!(ほんとにちょっとだけど・・・)
各座席間には新しく顔の位置にパーテーションが設けられ、個人ライトの光をさえぎることも出来、同時に隣の人から寝顔を見られることもありません。映画を見て感動して号泣しても、くしゃくしゃの顔を見られることもありません。ほんの手のひらくらいの大きさのパーテーションですが、プライバシーが守られている感じがして過ごしやすかったです。
個人テーブルもさらに広く、A4サイズのノートパソコンが開いても余裕で置けます。実は今もA4サイズのノーパソをおいて機内で書いています。快適♪快適♪
個人モニターはさらに大きくなったようで、座席いっぱいに広がる12.1インチのなんとなんと、タッチパネル式モニターに!(ちなみにエコノミーは10.6インチ)
JALさんっていつタッチパネル式になるのかしら・・・と思っていたので、なんだかやったー!って感じですw。パネルの感度もかなりよく、ストレスフリーでさくさくと番組を選べます。念願のタッチパネル・・・もう線をビーーーっと引き出して、やりずらいリモートを使うことがないのです。あぁうれしい。
となりの映像がまったく見えない!
びっくりしたのは、このモニター隣の人が見ている画面が横からではまったく見えないこと。
隣の娘の画面が真っ黒だったので、何も見ていないの?と覗き込んだら、ある程度の角度まで来ると画面が見えるんですが、横に座っている分には何も見えません。すごい技術ですよね。ちなみに斜め前の人の画面はきれいに見えますw
モニターの横にはデバイスへUSBから電源を引けるようポートが設置してあり、手持ちのデバイスからDVDや動画が流せるよう映像入力端子も設置。これはエコノミーシートにも設置してあるようです。
音声端子はないので音はデバイス本体から聞くことになりますが、フライト時間に手持ちの映像を見たい人にはうってつけですね。とくに日本-ニューヨーク便となると12~13時間程度のフライトになりますから、これはうれしい進化です。私は仕事用のセミナー動画を持参して時間を有効に使おうと思います。
ヘッドフォンの音質もよく、音楽のセレクションは多種多様。
ヘッドフォンは耳をスッポリ包んでくれるので、外部の音をかなりシャットアウトしてくれます。時にお子さんが長時間泣いてしまうこともありますが、このヘッドフォンをして音楽を聞いていればほとんど気になりませんでした。
ココでまたひとつ難癖をつけるとすると、エンターテイメントの映画が半分以上行きと同じだったので、行きに6本の映画を見た私は見るものがなくちょっと困りました。
月を挟んで乗ったので、新作映画を期待していたのですがほとんど入れ替えがなかったので、トホホです。
とはいえ、音楽セレクションに山下達郎の「メロディーズ」が入っており、タツローフリークの私としては、思いがけず機上で彼の名曲を聴けたことには感動せずにはいられませんでした。チョイスした人、ナイス!!雲の上での「メリー・ゴー・ラウンド」は最高です!!
あと、ネットなしでは生きられない人のために国際線機内インターネットサービス“JAL SKY Wi-Fi”というのがあって機内でWi-Fiが使えます。(1時間$11.95/24時間$21.95)
飛行機の中から「アラスカ上空なう。」ってツウィート出来ちゃいますよ。
ほんと便利になったものです。
プレミアムシートの詳細は公式サイトに載っているので、もっと知りたい人はコチラをどうぞ。
https://www.jal.co.jp/inflight/inter/premium_y/yp_seat/index1.html
次回はお楽しみ機内食をレポートします!