英語のリスニングを強化するというシャドーイングに特化したプログリットのシャドーイング添削サービス「シャドテン」の無料体験を受けてみました。
今回の体験で思ったのは、シャドテンは本気の本気でリスニングと発音を矯正したい人には効果は期待できるということ。
わたしはこんな効果が感じられました。
■英文を見ずに音声を聞くことでイヤでもリスニングがきたえられた
■改善が必要な単語をピンポイントで指摘する添削がかえってくるので、自分の発音の悪いところが明確に分かった
■うまく発音できていない英単語を集中して治せるからムダがない
■ダメなところをくりかえし指摘してもらうことで英単語の発音を正確に発音できるようになった
■認めてもらうことで達成感をえられた
■毎日の添削がたのしみ(ちょっとドキドキw)で3日坊主にもならずにすんだ
ここではそんなシャドテンのシャドーイング添削の受け方や添削内容、どんな効果が期待できるかなどの口コミを紹介しています。
シャドテンの効果を知りたい人、無料体験の内容を知りたい人の参考になったら幸いです。
無料体験を受けた人のレベル
TOEICスコア815
リスニングはファミリー向けならなんとか分かる程度。ニュースはところどころ。
発音は英語圏の人に伝わらないことしばしばなレベル
希望:スムースに会話を楽しめるリスニング力と発音になりたい
\本気でリスニングを上げたい人へ!/
シャドテンについて
シャドテンは英語のリスニング力を向上させるシャドーイングという学習法に特化したトレーニングサービスです。
トレーニングの方法は、録音した自分のシャドーイングの音声をアプリで送ると、英語のプロがLINEで添削文を返信してくれるスタイル。
毎日シャドーイングすることで、リスニング力を向上を目指します。
利用者の英語力のレベルに合わせてなんと280以上の課題があります。
シャドテンの音声教材はアメリカ英語だけでなく、イギリス、イスラエル、スウェーデンなど7か国の音声教材が用意されて、グローバルな活躍に対応。
アメリカ・イギリスだけの英語圏ではなく、イタリアなまり、イスラエルなまりなどが用意されています。
添削する人はだれ?
自分の声を録音し、LINEで送った音声を添削するのはシャドテン専用の研修・テストをクリアした英語レベルの高いリスニングコーチです。
彼ら、彼女らは採用率たった0.85%という狭き門をくぐり抜けたエリートさんたち。
送った音声の発音のよくないところを300文字以上の文字で具体的にくわしくガチでアドバイスしてくれます。
シャドテンの教材は?
シャドテンの教材はアプリとLINEです。アプリを開くと課題の音声がずらーーっとならんでいます。
LINEに添削文章が送られてきます。
スマホだけで受講できます。(逆に言うとスマホがないと受けられない)
必要なものはとくにありませんが、イヤホンかヘッドフォンがあると練習音声を聞きやすいです。
\本気でリスニングを上げたい人に!/
シャドテンの多読
シャドテンには、シャドーイングの添削のほか、これまで本で提供されていた多読教材もアプリ内に収録されています。
シャドーイングを行なったあとそのままスマホで多読の学習もでき、スマホひとつでリーディングの学習もすすめられます。
重たい本を持ち歩くことなくリーディングを強化できるのはうれしいところ。
シャドテン無料体験の口コミ
ではここからシャドテンの7日間無料体験の口コミをします。
シャドテンアプリのダウンロード
はじめにフォームから無料体験を申し込み、LINEにシャドテンをお友達追加、そのあと送られてくるメッセージに沿って、シャドーイングのレベルを決定しました。
私のレベルは真ん中の130でした。
毎日30分 ベッドタイム前にサクッと練習
130レベルの教材の中でも比較的カンタンな文章をえらんで練習することにしました。
シャドーイングをした英文はこちらです。
※著作権の関係で部分的にモザイク処理をしています。
この文章を読み終えるには約35秒かかります。
はじめは文字を見ながら発音し、自分なりにできてきたと思ったら今度は文章を見ないでシャドーイングを15回ほどくりかえし練習。
何回かやってみてちゃんと言えてると思ったらさいごにアプリの録音機能でシャドーイングを録音し、納得のいく出来の録音ができたらシャドテンに送信していました。
所要時間は30分くらい。毎日おふとんに入る前の時間にこなしました。
はじめての添削にめっちゃ緊張
毎回、ほぼ半日くらいでLINEに添削内容が送られてきました。
1回目に来た添削内容がこちら。
初回のシャドーイング大変お疲れ様でした。
以下、課題01-1日目 の添削です。
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Good Points
- Brazil for [computer] coders and
フラップTを捉え[コンピューラー]のように正確に発音できていました。
- technology. Brazil [has a] high unemployment
音を連結させ[ハザ]のようにスムーズに発音できていました。
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Improvement Points
- The social [media] service Facebook
「メヂア」のように発音されていました。
[ミーディア]に近い音で発音されていることに注意して聞き取ってみましょう!
- center in a [Latin] American country.
「ラテン」のように発音されていました。
このtははっきり発音せず音を飲み込むようにして、[ラッゥン]のようなイメージで発音してみましょう。
- high unemployment [rate] after a
「レイt」のように語尾のtをはっきりめに発音されていました。
ここではtを消失させ[レイッ]のように発音するとさらに音源に近づきます。
※補足※
連結:単語同士を繋げて発音することです。
消失:語尾や語中の子音を発音しないことです。
フラップのT:母音に挟まれたTがラ行、もしくはダ行の音に変化することです。
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以上、添削させていただきました。
引き続き学習をがんばっていきましょう!
こんな感じで送り返してくれます。
人に自分の英語の発音を添削してもらうのは初めてだったのでめちゃくちゃ緊張しました。
なんか恥ずかしいところを見られているような変な感じ。
そしておかしなところを指摘されてすっごい恥ずかしかったです。
わ~自分こんな発音してるんだと・・・
こんなはずかしめを受けるんだったらイヤだな・・・・と思いつつも、英語の発音は長年のコンプレックスだったので
「今度こそはあきらめないって決めたじゃない!」と自分に言い聞かせ、
添削された単語の発音を何回も何回もくりかえして練習し、2回目のシャドーイングを提出しました。
OKをもらえるとすごくうれしい
2回目は1回目でできなかった単語の発音でOKをもらいました!
いい年こいてますが先生からOKをもらうってすごいうれしいです。ヤル気がでる。
でもクセが強い単語は1回では矯正できなくて、3回目もおなじように指摘された英単語を集中的にシャドーイングし何回もくりかえしました。
自分の場合は「Latin」がどうしてもうまく発音できなかったです。
こんなときシャドテンのアプリには「くり返し機能」や「音声スピード調整」があるから聞き取りにくいとこはリピートしたり、速度を変えたり、自分の耳に合わせられるのがよかったですね。
1つの単語だけ何度も流すこともできるから、しつこくしつこく練習できます。
\英語のリスニング強化したいなら/
1つの課題をいつまでやる?
シャドテンのシャドーイングは、1つの課題をどのくらいやるかが決まっていません。
どのように進めたらいいのかスタッフに問い合わせたところ、次のような返事をもらいました。
平素よりシャドテンをご利用いただき誠にありがとうございます。
次の課題に映るタイミングについては、こちらから指示をすることはございませんので、ご自身のペースで進めていただけますと幸いです。
おすすめの進め方の目安として、
●同じ課題に4日以上取り組んだ場合
もしくは
●改善点が1つのみとなった場合
という基準を設けておりますので、ぜひご参考になさってください。
ということでした。
わたしの場合、4日目に改善点がひとつになりましたが納得がいかなかったので1週間の無料体験はすべておなじ課題をつづけました。
うれしいことに最終日には改善点が2つだけになりました。
ひとつの単語の発音に気をとられているとほかの発音を忘れちゃうんですよね💦
ほんの短い英文でもすべての単語を正確に発音するのはむずかしかったです。
無料体験をおわっての感想
はじめに思ったのは、いきなりけっこうレベルの高い英文から始まるのだなということです。
中学の教科書をはじめるようなのではなくニュースくらいの英語が最低ラインとなっているので、最初は「こんなにレベルの高い英文やるの?」と思いました。
でもシャドテンは英文法の勉強ではなくリスニングと発音のレッスンだから英文法は関係ないんですよね。
あとふだんリモートワークで人と直接話すことがあまりないので、30分間のシャドーインのはじめの2日間はノドがガラガラになりましたw
シャドテンのよかったところ
一週間の無料体験を通じて思ったことは、
- 添削をしてもらったことで自分がまちがって発音していることに気づけた
- "効果的なシャドーイング"をするためには継続が必要と分かっていても、独学だとつねに「これでいいのかな?」という不安がのこる。しかしプロが添削してくれることで安心して続けられる
- 独学でのシャドーイングは自分で教材をさがして、和訳を読んで意味を理解してからシャドーイングをしないといけないけど、シャドテンはアプリにすべてそろってるからすぐはじめられてベンリ。
- どうしてもうまく発音することができない単語をどうやったらネイティブっぽく言えるかカタカナで説明してくれるのがよかった
- よりネイティブっぽく話すために、どのように単語同士をつなげて発音するかなども知ることができた
- 毎日かならず添削してくれる人がいると思うと3日坊主にならずにすんだ
など、メリットがたくさんありました。
あと教材の数が300以上、しかも7か国の英語のイントネーションで音声が用意されています。
ワールドワイドな発音に触れることができるのもよかったです。
\英語コンプレックスから解放されよう!/
シャドテンのいまいちだったところ
アプリは使いやすいし、添削もしっかりと返って来ていたのでイマイチなところはほとんどなかったです。
ひとつだけ、練習する課題を自分で決めないといけないので、えらんだ課題が自分に合っているのか分からないまま続けていたのが気になる点でした。
課題についてはスタッフの方に相談するとアドバイスがもらえるようです。
(シャドテンに聞いてみたところ、課題のえらび方は今後改善されるとのこと)
シャドテンの料金
シャドテンの料金は1ヵ月19800円です。
6か月プランは109,800円(ひと月18,300円)
英語学習の月謝としては高い方になるかと思います。
高い方ではあるけれど、毎日個別にピンポイント添削をしてもらえるのはプレイべートレッスンのようなものなのでクラスに通う対面からすると悪くないのではないでしょうか。
英語クラスの対面レッスンはプライベートだと1回で4000円くらいするので、週一で通うとしても4回で16000円。
その点シャドテンなら30日間毎日添削してもらって19800円ですからコスパはダンゼンいいと感じました。
シャドテンの解約
シャドテンの解約はいたってカンタンです。電話などめんどうなことはなく、フォームに入力するだけでウェブ上で完結します。
6が月コースの途中解約でも返金に応じてくれます。返金対応の詳細は申し込みページの規約にかいてあるので申し込む前に読んでみましょう。
ちなみに【月額プラン】の場合、サービス停止手続きの日時に関わらずにその月の料金は発生するようになっています。
シャドテン 口コミ まとめ
シャドテンのシャドーイングは「発声して送って添削してもらって」というたった3ステップのごくシンプルなレッスンで、リスニングと発音を改善していくことができます。
- ボキャブラリーが少なくて英語が聞き取れない
- なぜ自分の英語が通じないのか分からない
- なめらかに英語が話せるようになりたい
こんな人が毎日30分しっかりとシャドテンのトレーニングしていけば、英語圏の人とスムースなコミュニケーションが取れるようになると思います。
本気で英語スキルを上げたいと思っている人ならハマりますよ。
まず無料体験でどんな感じかトライしてみては?申し込みはスマホから1分もあればできます。
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