スウェーデンを拠点とする世界的なインテリアストアー「IKEA(イケア)」が、世界27か国のストアーで#BuyBackFryday(バイバックフライデー)というキャンペーンを開くと発表しました。
ブラックフライデーではありません。バイバックフライデーです。
この27か国の中には日本も入っており、日本では#BuyBackFryday(バイバックフライデー)ではなく「サステナブル(sustainable)ウィーク」というキャンペーン名で開催予定とのことです。
(日程は、2020年11月26日(木)~12月6日(日)のあいだのいずれか。後日公開予定)
何やら聞きなれないキャンペーンですが、要はすでに行なわれているイケアの「家具買取サービス」です。
それをキャンペーンにした「買取強化週間」です。
IKEA(イケア)の#BuyBackFriday(バイバックフライデー)とは
で、Buy Buck(バイバック)とは「買戻し」のことです。Friday(フライデー)はご存じ金曜日。
ここでのFriday(フライデー)はアメリカ発祥の年いちばんのお買いもの日「Black Friday(ブラックフライデー)に引っ掛けています。
日本語で言うと「イケアの金曜 買戻し市!」って感じです。
キャンペーン内容は、BuyBackFryday(バイバックフライデー)に世界27カ国のイケアストアで、お客が不要になった家具を買い取り、その買い取った家具をまた売るというもの。
さらに、買い取ったものの再販はムリ!と判断された家具は、IKEAが責任を持ってリサイクルするそうです。
「サステナブルウィーク」って?
このBuyBackFriday(バイバックフライデー)、日本では「サステナブルウィーク」という名前で開催されるそうです。
サステナブル(sustainable)とは、sustain(継続する)+able(~できる)からなる英単語で、「継続可能な」「ずっと続けていける」「支持できる」「耐えられる」という意味です。
さしづめ「使える家具をリサイクルしましょうウィーク」ってな感じでしょうか。
なぜ日本は「サステナブルウィーク」なのか理由は書いてありませんが、ブラックフライデーと混同しないようにしているのではないかと憶測しています。
サステナブルウィークの狙いは?
ではなぜ既存のサービスにわざわざ名打ってキャンペーンをするかというと、それはイケアにとって来店客を増やすことのようです。
イケアは2020年内にスウェーデンで中古家具の店舗をオープンすると発表しています。リサイクルショップも狙っているのですね。
さらにイケアは2030年までに完全な循環型企業として、すべての製品を再利用、修理、改修、リサイクルできるように設計すると表明しています。
現在、世界全体の二酸化炭素排出量の45%は、家具などをふくむ日用品の生産、および使用方法が原因とされており、このキャンペーンを通して消費者ににサステナブル(もの長くを大切に使う)行動と、環境への影響について考える機会を提供したい、と公式ページに掲載されていました。
イケアの買取はいくらくらいで買い取ってもらえるの?
肝心のイケアでの買取の値段ですが、査定してからなので十人十色です。
買取を行った人のブログを見てみると
●14800円のダイニングテーブルと4チェア=4年使って2700円
●2999円のコーヒーテーブル500円
●2999円のキャビネット400円
などでした。みなさん粗大ごみになるよりは・・・と納得しているようです。
あと値段がついても「出張引き取りサービス」を利用すると数千円のマイナスになります。
サステナブルウィーク楽しんでみたらいいかも
開催日にはIKEAでなにかイベントがあるかもしれません。
子供連れでもたのしいIKEA、開催日がは発表されたら来店を予定に組み込んではいかがでしょう?