海外旅行・国内旅行

ハワイで盗難に!(1)治安がいいと思っていたハワイ・オアフ島で車上荒らしに遭った話

更新日:




 

ハワイって治安がいいんじゃなかったの!?最終日の悲劇

常夏の楽園ハワイ。夢にまで見たハワイ。そんなハワイ・オアフ島に初めて足を踏みいれた2017年の3月。

ものすごく楽しくて、海がきれいで、食べ物もおいしくて、まさに思い描いていたハワイの姿に私はすっかり有頂天になっていました。「また来たいな。ハワイさいこー!お土産もばっちり買ったし、あとは日本へ帰るだけ!イエイ!」…そんな状況だった自分が、まさかこんな事件に巻き込まれるとは。。。

圧倒的に美しいラニカイビーチで1週間のヒャッホイなバカンスを終え、さて、ホノルル空港に行く前にもうひと観光するべ。と、ある美しい景勝地に立ち寄ったときのことでした。

その景勝地の駐車場であっという間に車上荒らしに遭い、パスポート、自動車免許証、クレジットカード、現金、部屋の鍵、パスワード等を書き込んだノート、メガネ、スマホなど自分の持ちうる貴重品すべてが入ったバッグを盗まれてしまったのです。

場所はオアフ島の観光地、「マカプールックアウト(Macapuu Lookout)」

ホノルルまでほんのあと小一時間、日本へ戻る飛行機に乗るまであと3時間、というところで起こった出来事でした。

 

まさか・・・この白昼堂々、周りに観光客もいるこの公共の駐車場で!?

その日は天気は晴天、時間はお昼の12時ごろで、30台ほどの車が止められる駐車場には10台ほどの車がすでに止まっていました。

公道から駐車場に入っていった私たちの車は、空いている駐車スペースへ車を止めました。周りには赤ちゃん連れのファミリーや、アジア人の観光客があちこちを歩いており、とてもピースフルな観光地といったホンワカ観光モードで、とても犯罪者が来るとは思えない雰囲気

 

↓写真はGOOGLEアースより。こんな感じで何台もの車が止まっていました。

 

私たちは車を止めると、全員ですぐ側の岸壁へ歩いていき、パシャパシャと絶景のブルーの海を撮影していました。

ほんの2,3分経ったころでしょうか.

駐車場の横の公道を、爆音を鳴らしながら2台のピックアップトラックが爆走していました。私は、「こんなピースフルな観光地に、似つかわしくないヤンキー車だな~」と思ってその車を目で追っていました。そのあいだ、ほんの10秒ほど。

そして坂をちょっと上り、見下ろすポイントでまたさらに写真をパシャパシャ。

「きれいだね~!」「すばらしいね~!」と感動しつつ、その景色にウットリしていると、先に車に戻った同行者の「あぁーーーーーーーー!!!!!!」という叫び声が聞こえました。

 

後部座席の窓は粉々に砕け、荷物は消えていた


↑同乗者が映っているため一部加工しています。

 

戻ってみると、レンタカーの後部座席の窓ガラスが見事に粉々に砕かれ、そして・・・・窓から手の届くところに置いてあった私のバッグと、そのそばに置いていたもう一人のバッグが姿を消していました。

「やられた…」あるべき場所にあった自分のバッグが、そこにないのを目の当たりにして、一瞬何が起きたのかまったく、本当にまったく理解することができませんでした。犯行は白昼堂々、ほんの3,4分の間に行われたのです。

 

帰国寸前で貴重品まんさいになっていた私のバッグ

 

楽しい楽しいハワイ旅行で、最後にすっかり気を許してしまったんですね…

それまではどこに行くにもしっかりバッグを小脇に抱えていたのですが、この時には日本へ帰る直前でバッグに貴重品をびっしり入れていたため、重くなっていたので足元にバッグを置いて出て行っていったのです。

私の席は窓ガラスを割られた真横、まさに手の届くところだったのです。

(思い起こせば数時間前に宿泊施設をでるとき、一瞬、「わたし、ここに座っていいのかな…」という思いが頭をよぎったのを思い出しました。今思えば虫の知らせというものだったのでしょうか。)

すべての身分証明書から何から盗られてしまったのですが、救いだったのは、唯一だったアメリカのアカウントでつないでいるiPhoneを撮影のために手に持っていたことです。AT&Tの回線なので、アメリカ国内ならどこでも電話ができます。これがなかったら、その辺の人に「911してください!」と懇願しないといけないところでした。

 

911に電話したら掛けなおすからちょっと待ってと・・・

 

アタマの中は真っ白になりましたが、盗まれたのはパスポート、クレジットカード、そしてありとあらゆるアメリカと日本の身分証明書です、ぼーっとはしていられません。

まず911に電話をかけました。ここで驚かされたのが警察の対応です。911の人は「あ~どこですか?電話かけなおしますから、電話番号教えてください。」と言ったのです。

すぐ来てくれるんじゃないの!?これって緊急じゃないの!?

そう思いはしましたが、相手は911です。警察です。掛けなおすって言ってくれたんだから、すぐにかけなおしてくれるだろうと思い、電話番号を告げて電話を切りました。「掛けなおすから待ってだって。」同行者にそう告げて、取りあえずあちらから掛けてくれるのを待つことに。腑に落ちなかったけど仕方がないです。南国だからかな。。。

以前本土で、まちがってケータイの911のボタンを押したとき、あちらの方から「今掛けましたか?」って電話がかかってきたんだけど、ハワイはそんなシステムじゃないのかしら?

 

一刻も早くカードを使えなくしなくては!

犯罪者というものは盗った側からカードなどを悪用するに違いない、そう思ったので警察からの電話を待つあいだ、私ともう一人の盗られた人はクレジットカード会社へ電話をしまくりました。会社のクレジットカードも持っていたので、会社にもかけ、夫と共同名義のカードもあったので、夫の会社へ連絡し、どっかにいる夫を探してもらい速攻で手続きをしてもらいました。

楽天銀行を使っていたので、ネットで24時間海外での盗難用カスタマーサービスに電話してVISAデビットを止めてもらい、郵貯のカードも一応止めてもらいました。

さらに、ソフトバンクのスマホも盗まれたので、ソフトバンクの24時間盗難カスタマーサービスにも電話を。スマホはロックを掛けていなかったので(←バカ)、FacebookやGメールLINEなどのSNS系アカウントは、その場でノートパソコンを開き、テザリングでつないですべてのパスワードを変更しました。

パスワード、覚えていて本当によかったです。

幸いなことに、私はおサイフケータイは使っていないし、スマホに住所は皆無と言っていいほど入れていないし、ショートメールなどはその都度消してしまうので、SNS以外の見られて困るような情報は入れていないのがせめてもの救いでしょうか。それでもメモ帳に身内の住所が入っていたので、今でもドキドキしていますが。。。

在ホノルル日本領事館へも電話をパスポートをなくした事を伝えました。

 

911すれども電話は来ず、警官も来ず


↑マカプウ岬こんなにキレイな眺めだったのに…

 

そうこう30分ほどカード関係の処理をしていて、あ!と気づきました。

警察から電話来てない、ポリスメーンも来てない!!

なのでもう一度911をしました。

「あの~先ほどマカプーで盗まれたって電話して、そちらから掛けなおすって言われて待ってるんですけど…」

「あぁ~。どこ?」

あぁ~って...(TT)30分も前に電話したじゃん?場所もしっかり伝えたじゃん?状況も言ったよね?多分、ハワイでは日常茶飯事で、流血しない限りこれくらいじゃ大事にはならないんだろうなーと思いました。(その証拠をこちらで紹介しています)

そして10分もしないうちに、大柄の警察官が登場(ちなみにとても感じのいい人でした)。

おどろくでもなく、現場検証するでもなく、現場の写真を撮る訳でもなく、ただノートを取り出して、盗られた人の名前と住所、盗られたものの中で身分証明だけ聞いてメモしていました。

なんか拍子抜けです。もっと、こう、すごい大事件みたいに扱ってくれると思ったのだけど。。。。

 

事件後は必須のポリスレポートナンバーをもらう

警官は、「このあと僕がポリスレポートを書くから、2,3日したらホノルル警察署まで取りに行ってね。」と言ったのですが、2,3日と言われても私たちは今日日本へ帰るつもりだったのです。それは困る、と伝えたのですが、お役所仕事なので彼がどうこうできるわけではなさそうです。その場はあきらめて、ポリスレポートナンバーをもらいました。

ポリスレポートナンバーは、盗難現場でもらえるようです。このナンバーは後にすべての身分証明書、保険の請求等の再発行に使うので大切にもっておかなくてはいけません。(ポリスレポートをもらうにはこちらを参考にしてください)

盗難現場で警察官が行ったのはこれだけでした。滞在時間約15分。

警察官とは少し立ち話をしたのですが、彼は車の中を覗き込んで、「スーツケースが残ってるじゃないか!君たちはラッキーだよ。」と言いました@@; このあたりでは後ろの窓ガラスも割って、車の中のものすべて盗っていくのが大抵の被害なんだそうです!「じゃぁ、盗ってる間にほかの車の人が帰ってきたとか?」と言ったら「そうかもね」と言っていました。

そして私が「初ハワイで、すごく楽しくて、ハワイっていいところだなって思ってたのに・・・」とこぼすと、警官はちょっと寂しそうな顔をして少し笑って、「だから僕たちがいるんだよ。」って答えました。彼らだってほんとは出動しなくていいならしたくないんですよね。きっと。

 

盗難に遭った後の処理


↑本来ならこの日、日本行きのJAL便に乗るはずだった…

窓ガラスが割れたままホノルル空港の中のレンタカー屋さんに車を交換に行き(借りた人が保険に入っていた)、その日のフライトにはもう乗れないので、日本へ帰る組はJALさんで振替えの手続きを、私は永住カードを取られていてアメリカ本土から出ない方がいいと判断したので、日本ではなく本土の自宅へ飛行機で戻ることにしました。

飛行機の手配をしながら気づいたのですが、そういえば今は昔とちがい身分証明書がないと飛行機には乗れません。

「あれ!私このままじゃ飛行機乗れないじゃん!?」

東海岸の自宅にもどるデルタ航空のおねえさんに「身分証明をできるものが一切ないのだけど、飛行機に乗れるのか」と聞いたら、ポリスレポートナンバーがあればTSA(Transportation Security Administration;DHS米国国土安全保障省の運輸保安局)の方で何とかしてくれると思うよ、と言うので、さっそく次の日の夕方便を予約してもらうことにしました。夕方便なので次の日は少し余裕があるので安心です。

 

ホノルル警察で「 Letter of Verification」を作成

さて、飛行機のチケットは取れたものの、本当にポリスレポートナンバーだけで乗れるのか心配だったので、もう一度ホノルル警察に確認の電話を入れました。警察の方は、一時的な身柄証明のような書類、「Letter of Verification」を出すので、明日の朝、それを警察署の方まで取りに来てください、とのことでした。この書類をもって空港のTSAに行けば大丈夫、とのことでちょっとだけ一安心。

このままワイキキにすべての手続きが終わるまで滞在なんてことになったらどうしよう、と不安だったので、自宅に帰れると分かっただけでもうれしかったです。

その夜は、同行した人が急きょワイキキのホテルを取ってくれ、一夜を過ごすことができました。美味しいご飯を食べに連れて行ってくれたのですが、やっぱりテンションはあんまり上がりませんでした…(;;)


↑とっても美味しいアヒポキだったの

 

盗難の次の日、朝からホノルル警察へ

次の日の朝、一晩中いろいろ心配で眠れなかった眠い目をこすりながら「 Letter of Verification」をもらうためにホノルル警察署へ連れて行ってもらいました。私はそこで書類を受け取りタクシーでホテルへ。もう一人の日本在住の方はそのままホノルル日本領事館へ仮のパスポート発行に向かいました。

以下は、それぞれ身分証明を盗られた際に行ったことです。

1.日本に住んでる人

日本のパスポートをなくした場合は、ホノルル日本領事館で3日間だけ有効な仮のパスポート(帰国のための渡航書)を発行してくれるということだったので、次の日領事館へ出向きました。このときは、旅券窓口にお昼12時までに来るように言われていたため、朝早めに領事館へ出向き、その場で写真を撮ると、午後には仮パスポートが出来上がっていました。領事館が近かったのは幸いです。

●ホノルル領事館のウェブサイト
各種申請・届出 平成29年3月31日掲載
パスポート申請・帰国のための渡航書
http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport04.html

ポリスレポートも保険の請求などに必要なので、ホノルル警察署へ行き、まずは「 Letter of Verification」をもらって帰国の準備。(日本へ帰国するだけなら、日本領事館発行の「帰国のための渡航書」があれば「letter~」は必要ないのかもしれません。ただ、私が警察と話したときは、一度は警察署に出向かないと、ポリスレポートは出せないと言われました。)

 

2.永住権(グリーンカード)でアメリカに住んでる人(私)

身分証明書がないと飛行機にも乗れないため、正式なポリスレポートの発行前に「身柄証明」のような「 Letter of Verification」を作成してもらいました。このレターには、ホノルル警察署の署名入りで、いつどこで何を取られたか、ポリスレポートナンバーが書かれており、公式のスタンプが押されています。発行は無料でした。

※公式書類のためボカシ&ねこ加工を施しています。


「 Letter of Verification」
を受け取る場所は、ホノルル警察署の入り口、正面から右手の「Record and Identification」オフィスでした。セキュリティーを通って中に入る必要はありません。私は知らなかったので、セキュリティーにレターを取りに来た、と言ったら、「担当の人にここにいるといって電話して。」と言われ焦りました。場所をよく聞いて尋ねていくべきでした。

ちなみにポリスレポートは2,3日後にでき次第、それぞれの日本とアメリカの住所に郵送してくれるとのことでした。最初は住所を書いた封筒に切手を貼って持ってきて、と言われていましたが、受付のとても感じがよくて優しい女性が、「大丈夫よ、こっちでやっておくから。大変だったわね。。。。」とねぎらいの言葉と共に、テキパキと処理をしてくれ、凹んでいた気分もほんの少し持ち直したのでした。

 

身分証明書なしで飛行機に乗ったときの記録

 

午前中にレターをもらったその足で、午後の便に乗るためホノルル空港まで同行者に送ってもらいました。送ってくれた人はもういないし、本当に飛行機に乗れるかどうかドキドキです。

まずチェックインの時にカウンターで状況を話し、カウンターの人は手紙を見て「ほかに身柄を証明するものがないのですね?」と確認すると、ほかの社員さんと何かを話したあと「大変でしたね」と声をかけてくれました。荷物を預けて搭乗券をもらい、セキュリティーへ。

セキュリティーで「身分証明がないけどこの書類は持っている」と伝えると、「なんとかこうとか!」(多分 I Iなんとかという4つのアルファベットだった)とそのセキュリティーの人がほかのセキュリティーの男性を呼びました。

「あなたはその隅っこで立って待ってて。」と指示され、荷物検査入り口の隅っこで職員室に立たされてる生徒みたいに立つことに(^^;)

 

セキュリティーの人は、書類に書いてあった電話番号に電話をしていました。でもずっと誰も出なくて、待つこと20分余り。。。やっと誰かが応対し、以前の住所や親類の名前などいくつかの質問をされました。セキュリティーの受付のお兄さんたちはすごくにこやかでしたが、この担当の方は仕事上だと思われますが、とても寡黙で緊張しました。(彼のiPhoneの待ち受けはとってもかわいいお子さんらしき写真になってて、子煩悩なのかしら…とぼんやり考えてみたり^^;)

質問を終えてOKとなり、次は、「荷物を流して。僕が先に行ってあっち側でまっているから。」と言われました。お兄さんは、私の搭乗券も書類も持って、全身透視スキャナーの向こう側へ…。書類がなくなった私はこの時点では、ほんまもんの住所不定の身元不詳な見たとこアジア人のおばさん状態…(;;)

荷物検査の台に持っていた荷物を流し、全身透視スキャナー?を通ると、先ほどのお兄さんが待っていて、スキャナーを出たところの脇にある、ちょっとした別枠みたいなところに行くように言われました。

 

今までに経験したことのない厳しいボディーチェックを初体験

そこではお姉さんが、「全身ボディーチェックをします。」と言ってビシッ!と手袋をはめて待っていました。全身をくまなく、それこそ股間までビッチリ手でまさぐってのボディーチェックを受けました。あんなに厳密にボディーチェックされたのは生まれて初めてでした。すごく恥ずかしかったです。

ここまでチェックされ、ようやくゲートに行くことができました。セキュリティーに入っての所要時間約1時間。もしかしてのためにと、国内便だけど2時間以上前にチェックインしておいてよかったです。時間ギリギリでゲートに着きましたので。

これで間に合わなかったらどうなっていたかと思うと、もう冷や汗ものです。。。

 

セキュリティーの後、日本円を換金に行きました。ドルはすべて盗られていたので、一緒にいた人が円を託してくれたため換金が必要だったのです。

時間は午後3時過ぎ。なんと大半の換金所は閉まっていました!ようやく見つけたひとつも、窓には [CLOSED]のサインが。でも中に女の人がいたので、コンコンして「すみません、閉まってると思うけど替えてもらえませんか?」と言うと、笑顔でOKと言ってくれました。

換金してもらいながらその女性に、マカプーポイントで何もかも盗られた、と言う話をすると、首を大きく横に振って「あそこはダメヨ~。有名なんだから。I'm sorry」マカプールックアウトは地元の人なら良く知ってる盗難ポイントだと教えてくれました。そんなに知られているなら事前に調べておけばきっと分かっていたことなんですよね。

 

次回>>ハワイで盗難に遭ってやったことまとめ







-海外旅行・国内旅行
-, , , , ,

Copyright© ねこのめダイアリー , 2017 All Rights Reserved.